【感謝はまず、与えてくださった方にすぐに。】といふこと
流通から見れば「稀少」でしかない、天然の昆布
それも。どの地域から採れた、何年の昆布か
なんてものが手に入る伝を拓いてくださったお客様が来店される。
のは、わかっていたのですが
当時朝、寝起きでした話で、店を貸切にしなければならない人数!
ないアタマ分を、カラダ動かしてみつけてきた
全長40cm超える、甘鯛(ぐじ)
兎も角、甘鯛水分との闘い。
水分で戻さない一年ものの昆布に
持てる時間の最たるで仕事し貼り付け
昆布って、スゴいですね。
「〆る」言葉通り、水分を持っていきながら
引き換えに、昆布の旨みを、甘鯛に残していきます
物理的時間が足りないの、と
甘鯛の美味しさは、皮と肉の間はもちろん
皮にもあるので、焦げぬようにしっかり炙り
皮ごと召し上がって頂きました
こんな豪胆すぎる、手法
数々のお客様を通した繋がり、と
その方々の想い
素材を扱う方々の想い
なくて成り立たない仕事でした。
改めて
今、手元で起きている事に感謝を
そして
それをもたらしてくださった方々には
格別の速度と、感謝を
ありがとうございます