【届けたいのは、労り。なんだよな、とか】
というわけで。
ご予約を入れてくださっていた彼女への「#ラストソング」は
【焼きりんご・クラシック】
余り行かない仕入れ先を彷徨い歩いていた時に見つけた
長野産の #紅玉
昭和の民ならわかるかもしれない
「りんごほっぺ」って形容詞、そのまんま。くらい
真っ赤っかな林檎が、店頭に居て
数歩先まで行った足を林檎に戻して
昔ながらな風情の八百屋さんで、林檎を身請けしてきました
いろんなレシピや造型を考えた、けれど
彼女の日々の努力に「おつかれさま。」と送りたいのは
実直で、シンプルなもの。以上は失礼だよ。やっぱり、と
林檎の芯をくり抜き
麦の香りがいいバケットの
カチカチに乾燥したのを粉砕し
同じバラ科
アーヴォラのアーモンドをザクザク刻み
発酵バターと一緒にクランブル
くり抜いた表面と、皮の表面に
種子島産粗糖・#南国糖 をまぶして
後は林檎のチカラに任せて、じっくりオーブンロースト
バニラアイスを乗せるか、も
最後は本人の判断に委ね、結果「なし」
子供の時に一度だけ
焼きりんごをつくってもらった事があるんです
ほんっとうに美味しくて。
でも、
一度だけ、だったんです
後で母に聞いたら
「とても面倒だから」
焼きりんご、って
そういえば、どこでもかしこでも
食べられるものではない、ですよね
こんなに「便利な世の中」になって。
うのすけ、は
「そういえばアレ、食べたいのにないね。」
みたいな、アナタの中の大事。を
汲み上げて
「今日もおつかれさまでした。」
と、お渡ししたいです
例えば、焼きりんごのように🍎