うのすけ 日本乃御酒アレコレ
11月 うのすけてしごと【十三年目八十八日】

うのすけてしごと【十三年目八十八日】

【つくるひとへの感謝は、出来ればその素材の料理で伝えたい。】といふおはなし

つい先日
京都・長岡京で筍農家をされている
石田さんが来京されるご予定にあわせて
うのすけに来てくださる事になりました

石田さんの竹林で採って、現地で加工した
送って頂いた塩漬けたけのこでなにか
料理をご提案しよう、と

うのすけは、生産者さんと直にやりとりするお取引が多いので
生産者さんが訪問される時
いつもお世話になっている御礼を込めて
分けてくださる素材でできる事、を
つくってくださる方に、召し上がって頂くお支度をします。
……………………………………………………………

「竹」に「旬」と書いて「筍」たけのこ

春訪れを告げる食材のひとつです

竹林にニョキニョキ生えてきたものを採る、という印象が強いでしょうが
「筍農家」と言って、一年かけて竹林の手入れをして
筍を栽培し、出荷する農家さんがいます

石田さんは、京都・長岡京で筍農家を継がれつつ
年間通して、食料として竹を食べられるようにしたい
プロジェクトに取り組まれております

150cm前後に伸びた竹の皮を剥き
部位毎に、程よいサイズにカットし
茹で、塩をまぶして、塩漬けにします
わかりやすい言い方をすると
「国産の竹でつくった、塩漬けめんま」です

今年四月末、製造ボランティアに伺い
プロジェクトに参加しました

そのご縁で、手元に届いた
国産たけのこの、塩漬けめんま

ワクワク

どんなにしましょかね