うのすけ 日本乃御酒アレコレ
10月 うのすけてしごと【十三年目四十二日・店休日 番外編・賄いのやふなもの】

うのすけてしごと【十三年目四十二日・店休日 番外編・賄いのやふなもの】

本当に大切なモノは、カラダを研ぎ澄ませていたら
カラダが応えてくれる

先日、お客様の動向を見て
予測進行管理ミスった
釜炊きご飯
三芳の新米

漆塗りのお櫃に入れて
翌日まで保存
乾燥予防にクッキングシートに巻いておいた

ご飯だけ
味付けしぃひんソレに、手が伸びる

「今、コレが必要。」「コレが、いい。」って
自然と手が伸びる、躊躇いなく

ホッカホカじゃないけれど
シットリしていて
咀嚼するごとに、やさしい甘みがじんわり。
ひろがっていく

改めてお櫃ってすごい
漆器製造メーカーさんから直接受け取ったもの

初めて使った時
炊き上がったあったかいご飯を入れて
カウンターの上に置いていたら
お櫃の底とカウンターの接点に水が溜まっていた

呼吸する器の中で、呼吸していたご飯
ちゃんと保存出来た、ちゃんとしたご飯は
冷めてもちゃんと、味わいがある

味付けだ、ご飯の友がどーだ
それは二の次、三の次

大事なことは、なんだろう。

本当に大切なモノを
カラダの芯がわかる、でありたいなぁ

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